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「認知症治療病棟開棟式」と「ロボット病棟プロジェクト共同事業説明会」の開催このページを印刷する - 「認知症治療病棟開棟式」と「ロボット病棟プロジェクト共同事業説明会」の開催

2016年8月8日掲載

平成28年6月30日に、「認知症治療病棟開棟式」と「ロボット病棟プロジェクト共同事業説明会」を開催しました。下田院長の挨拶に続いて、助川副院長・高橋診療部長による認知症治療病棟の紹介、井上統括診療部長による人型ロボットの『ペッパー』と『パルロ』の紹介を行いました。 当院では神経内科医師と精神科医師が連携し、多職種チームで治療する病棟を設置いたしました。


認知症治療病棟での治療は、認知症を治すのが目的ではなく、認知症にともなう種々のトラブル(不眠、徘徊、暴力、介護への抵抗など)を軽減して、ご自宅や施設での生活へ戻ることを目指しています。対象は、経口摂取ができ、歩行か車椅子移動が可能な人で、医療処置がない認知症患者さんです。認知症の周辺症状(幻覚、妄想、夜間せん妄、徘徊、異食などの)が著しく看護が著しく困難な方に対して入院期間中(最長3ヶ月)に、患者さんの状態に合わせて生活機能・回復訓練を行う治療プログラムで生活のリズムを整えます。
開棟式の写真

「認知症治療病棟開棟式」に続いて、「ロボット病棟プロジェクト共同事業説明会」を開催いたしました。下田院長と共同事業を行うLASSIC西尾氏から、プロジェクトの概要説明を行いました。ロボット病棟プロジェクトとは、認知症治療病棟で人型ロボットの『ペッパー』と『パルロ』との会話などを通じて感情の変化を調べ、治療に効果的な利用法を探ります。今後は、患者にウェアラブル端末(身につけるコンピューター)を装着し感情の変化を計測します。将来的には、『自律搬送ロボット』の導入も検討中で、病棟全体でIT化を進め、3年を目途に完成させたいと考えています。


開棟式の写真
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