パーキンソン病センター
チーム医療:看護部
〜その人らしい生活を支える〜
看護部 看護師
薬剤管理
治療方針に基づいて、一日の動きの確認や薬剤の効果を観察し、活動に合わせて個々に必要な援助を計画・提案していきます。
必要に応じて、「症状日誌」を活用して、自分の生活と動きが見える化をして、薬剤の調整を行っています。
栄養管理
パーキンソン病は、しっかり食べて栄養を摂ることも大切です。管理栄養士、リハビリスタッフや摂食嚥下支援チームと協働して、食事の姿勢や食事形態などの評価・指導を行っていきます。また、家族に対しての食事介助や栄養指導を行い、おいしく、安全に食事を続けていけるように支援しています。
転倒予防
入院時「自宅ではよく転んでしまって…」という声が多く聞かれます。院内をはじめ院外の多職種のスタッフとも情報共有しています。
【退院前訪問】を行い、自宅での様子を確認しながら、転倒予防のアドバイス等を行っています。
家族支援
患者さんはもちろん、介護されるご家族の不安を軽減し、1日でも長く安心して在宅生活が送れるように【退院後訪問】にも積極的に取り組んでいます。生活の中での困りごとが一つでも解消できるようにサポートしています。
排便管理(便秘対策)
パーキンソン病は排便困難(便秘)となりやすく、お通じ(排便)の調整が必要になってきます。
毎日排便があっても「便が硬い」「すっきり出た気がしない」などの症状がある場合は、隠れ便秘の可能性があります。
患者さん一人ひとりの生活パターンや水分摂取量、活動量より、個々にあった生活習慣の改善の提案や便秘体操の指導、緩下剤による薬剤調整を行っています。