精神科デイケアこのページを印刷する - 精神科デイケア

デイケア理念

「ともに一歩踏み出す」
わたしたちと一緒に新しい生活へ向けて一歩踏み出してみませんか?



当院の精神科デイケアでは外来治療の一環として、グループや個別での活動を通じて、仲間と一緒に安定した地域生活や対人関係等の社会生活に必要な技能の獲得を目指します。

実施日 月・火・水・金曜日 週4回  午前9:30~午後3:30
スタッフ
  • 医師
  • 看護師
  • 作業療法士
  • 心理療法士

デイケアが始まるまで

1. 医師の診察(処方せん)、2. スタッフ面接、3. 見学または体験、4. 正式利用

デイケアでの目的

デイケアに参加する目的は、参加者一人ひとり異なります。実際に参加されている方の目的をいくつかご紹介します。


睡眠、起床、食事、入浴など基本的な生活リズムを整える。

病気に対する知識や、調子を崩しそうな時の対処方法を身につける。

社会生活に向けての必要な技能(集中力)マナーを身につける。

やる気をもって集中できたり、楽しんで打ち込めたりするような自分にあった趣味を見つける。

社会生活を営んでいくための体力をつける。

日常生活から離れて一時的に息抜きする。家庭以外の居場所や仲間をみつける。 

 

デイケアプログラム

デイケアプログラム(2020年4月改訂)                                       
 
9:30~
ラジオ体操・朝の会(活動内容確認・連絡事項)※司会はメンバーで持ち廻りします。
 
10:00~ ●趣味の時間 ●お話クラブ
●ホッとクラブ
●男子会&女子会

●調理(予定決めor調理)
 
●園芸
11:00~
フリータイム・個人面談(午前のプログラムが延長することもあります)
 
11:30~ 昼の会(ショート・ケアの方のみ)
昼食準備・昼食・休憩
13:15~ ●スポーツ ●集中力UP活動 ●スポーツ ●共同制作
●創作活動
14:15~
フリータイム・個人面談(午後のプログラムが延長することもあります)
 
15:00~
掃除・終わりの会(1日の感想発表)・憩いの時間
 

プログラムの内容

    デイケアで現在行っているプログラム内容を一部ご紹介します。
 

【趣味の時間】

 
新たに趣味にしたいことや、人に教えてもらいたい遊びや活動を話し合って決めて集団で行います。
 
 

【ホッとクラブ】

 
日常生活や社会生活の中で困っていることをテーマに、問題解決技法やブレーンストーミングを活用しながらみんなで考えていきます。
 

【スポーツ】

 
卓球、バドミントン、カローリング、ペタンク、グランドゴルフなど多目的ホール(体育館)や中庭などを使って行います。

 

【調理】

 
作りたいメニューを話し合って決めて、調理を行います。計画と実習を隔週で行っています。
 

【創作活動】

 
楽しんで取り組める活動(塗り絵、絵画、木工、手芸、機械工作など)を一人一人が選んで行います。
 

【共同制作】

 
ペーパーロールモザイク作品やちぎり絵などメンバーが共同して展示できる作品を制作します。
 

【園芸】

 
経験の有無にかかわらず、みんなで植えるものから育て方、調理まで話し合って決めて行います。
 

【フリータイム】

 
自分で何をして過ごすのか決め、他者を誘ったり、自分の時間にしたりします。自分が落ち着けたり、楽しみになったりするような活動を見つけて取り組みます。
 
デイケア談話室 談話室風景 花見会:青島(湖山池)の写真

費用について(2020年度現在)

  • 各種健康保険制度の適用となります。
  • 自立支援医療(精神医療)もあわせて利用できます。
  • 1回のデイケア・ショートケア参加にかかる費用は自立支援医療を利用した場合。
    デイケア 770円ショートケア 400円 となります。
 
  • 上記に加え、初回参加から1年間は、ショートケア20円、デイケア50円、ショートケア20円が別途必要になります。
    デイケア利用中に当院に入院され、退院後に再度参加された場合も必要になります。
    詳しくは、医事窓口にお問い合わせ下さい。

     
●お申し込み・お問い合わせ先
独立行政法人国立病院機構 鳥取医療センター 精神科デイケア
TEL.0857-59-1111(内線560)